「2025年コンサル市場:成長から“安定成長”へ」── 在籍者数は8カ月連続増加、採用ピーク後は安定化

更新日:2025.12.24

採用拡大の余韻を残しつつ、2025年後半は人材戦略が変化するコンサル業界

1. 在籍者数は堅調増加、8カ月連続の伸び

2025年のコンサルティングファームにおける在籍者数(被保険者数)は、3月以降8カ月連続で増加しています。11月時点では前月比で+216名、累計では前年から約+8.0%の増加となりました。これは業界全体として引き続き人材を受け入れていることを示しています。

この増加は単なる偶然ではなく、春・夏・秋といった採用ピーク期における新卒・中途採用の寄与が大きく反映されています。

2. 採用ピークを経て、安定成長へ

2025年前半には5月・8月に採用の大きな山があり、春の新卒入社の反映や決算後の予算執行による中途採用が増加しました。これらの採用活動が進んだことにより、在籍者数は大幅に増加しましたが、秋以降はその勢いが落ち着き、11月では前月比+0.3%という穏やかな伸びにとどまりました。

この傾向は、採用重視から人材の定着と戦力化比重へのシフトを示しています。

3. 安定成長フェーズで注目すべきポイント

採用の勢いが落ち着いただけでなく、人材戦略全体が成熟期へ移行しつつあります。ポイントは以下の通りです:

  • 採用ペースの鈍化:秋以降は増加率が縮小し、採用が平常運転になりつつある。
  • 定着率の向上:離職率が低水準にとどまり、既存社員の定着強化が成果として現れている。
  • 戦略的人材運用:プロジェクト需要に応じた人員配置や育成が進んでいる。

4. フリーランスにも安定した需要あり

この安定成長局面は、フリーランス人材にも追い風をもたらします。企業が年中を通じて一定の人材増加・プロジェクト稼働を続けるなか、スポット稼働や専門性を持つフリーコンサルタントの需要は維持されやすくなっています。

特に短期プロジェクトやピンポイント支援を必要とする場面では、フリーランスの機動性とスキルが活かされます。

まとめ:安定成長フェーズに入った2025年後半

2025年後半のコンサル市場は、採用ピークを経て安定成長フェーズへと移行しています。在籍者数増加は堅調でありながら、急増していた採用活動の勢いは収束し、専門性の強化や人材の定着が次の焦点となっています。

この局面では、企業・個人ともに人材戦略の見直しが必要です。特にフリーランスや専門性を持つプロ人材は、業界全体の需要が安定している今こそ、価値を発揮できるタイミングと言えるでしょう。

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