SAP Appreciation for Partner Excellence 2026が発表

更新日:2026.03.19

SAPジャパンが2026年度の優秀パートナーを選出、コンサル業界の存在感が鮮明に

SAPジャパン株式会社は、2026年3月10日に開催した「SAP Japan Partner Kick-Off Meeting 2026」において、パートナー企業を表彰する「SAP Appreciation for Partner Excellence 2026」の受賞企業を発表しました。

本アワードは、SAPビジネスへの貢献度や顧客満足度の向上、革新的なプロジェクトを通じた価値創出を総合的に評価するものです。今回の発表では、Big 4(デロイト、PwC、EY、KPMG)やアクセンチュア、アビームコンサルティングといった国内トップクラスのコンサルティングファームが多数選出されました。これは、企業の基幹システム刷新(ERP導入)から、AI活用やサステナビリティ経営への変革において、コンサルティングファームが果たす役割の重要性を改めて示す結果となりました。

主要コンサルティングファームの受賞一覧

今回の表彰では、特定のソリューション分野だけでなく、大規模なプロジェクト完遂を評価する「Project Excellence」などの部門で多くのコンサルティングファームが選出されています。以下に主要な受賞ファームとそのタイトルをまとめます。

アクセンチュア株式会社SAPクラウドソリューションにおける最高位の売上実績を評価
合同会社デロイト トーマツSAP Sustainability(サステナビリティ)分野での貢献
PwCコンサルティング合同会社SAP Project of the Year(最優秀プロジェクト)、SAP SuccessFactors HCM
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社SAP Business Transformation Management(経営変革支援)
KPMGコンサルティング株式会社SAP Project Excellence(ヨネックス様事例)、SAP Business AI
アビームコンサルティング株式会社SAP Project Excellence(INPEX様事例)、SAP Supply Chain Management
フォーティエンスSAP Project Excellence(国内初のCloud ERP同時稼働事例)

特に、アビームコンサルティングやKPMGコンサルティングが受賞した「SAP Project Excellence」では、短期間での稼働や「Clean Core(クリーンコア)」の徹底によるアドオン削減など、高度な技術力とプロジェクトマネジメント能力が評価の決め手となっています。

フリーランスコンサルタントや独立志望者が注目すべき「スキルの方向性」

今回の受賞結果から、現在のコンサルティング業界における需要の核が見えてきます。特に注目すべきは「Clean Core」の推進と「Business AI」の活用です。

かつてのような大規模な追加開発(アドオン)を前提とした導入ではなく、標準機能を最大限に活用しつつ、最新のAI技術を統合して業務効率を高めるアプローチが主流となっています。フリーランスとして活動する、あるいは独立を目指すコンサルタントにとって、これらの最新アーキテクチャやAI活用に関する知見を深めることは、市場価値を維持・向上させる上で不可欠な要素と言えるでしょう。

また、SAP Signavioを活用したプロセスマイニングや、サステナビリティ経営に向けたデータ基盤構築など、専門特化した領域での実績も高く評価されています。大手ファームがどの領域で受賞しているかを分析することは、今後のキャリア戦略を練る上での重要な指針となります。

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