クライアントのシステム部門に対して、デジタルマーケティングに関するアドバイザリーを行う。
フェーズは構想策定フェーズにあたり、開発まではいかないため開発者としての知見は求められておらず、
クライアント側が実現したいデジタルマーケティングの業務を理解しシステム部門に対してアドバイスを行う。
体制としてはクライアント先にはメンバークラス1名と共に常駐し、随時アドバイスを週3日行う。
PMはクライアント先に常駐できないため、クライアント先で単独でコミュニケーションをとれる必要がある。

支援テーマは下記4つ
①　One To Oneのデジタル販促の実施施策の具体化と実行計画の策定支援
②　店舗内体験のでデジタル化構想の実現案の策定と実行計画の策定支援
③　オンライン注文対応と受け取り多様化の実現案の策定と実行計画
④　店舗パフォーマンスを評価する共通ダッシュボードイメージの具体化と実現案の策定支援
⑤　メーカーからの協賛による効果の可視化とメーカーへのレポーティング検討

確定テーマ別の実施業務内容
①One To Oneのデジタル販促の実施施策の具体化と実行計画の策定支援
　社長室で検討を進めているOne To Oneデジタル販促実施案の理解とIT部門への説明
・DMP-MA構築構想（デジタルワレット社は自社で運用している仕組を顧客でも実現することを検討しているのでその内容の理解
・上記デジタルワレット社のDMP-MAの仕組・運用案を検証し、妥当なものかを判断し、IT部門に説明する
・インテージのサービスを活用し、広告・キャンペーン配信ターゲットのペルソナ像定義の検討を開始しているためその内容の理解とIT部門への説明
・現在販促対象チャネルは、お客様で提供しているモバイルアプリ、SNSなどの外部媒体、位置情報と連携したデジタルサイネージ、Eコマースを検討
　 ※但し、現在Eコマースは存在しないので、オンライン注文と連携して検討する必要あり

②店舗内体験のでデジタル化構想の実現案の策定と実行計画の策定支援
既に構想策定を実施しているので、その実現に向けたシステム化構想策定と、開発委託先、候補ツールベンダーの洗い出しを支援
以下は実現したいこと
・アプリをトリガーに店舗へ来店したか否かを可視化　（アプリから店舗への誘導を促進したいと考えている。）
・デジタルクーポン利用の利便性向上（現在はアプリ上のっどのクーポンを活用するとお得かを店舗の販売員や薬剤師自身が検討し、お客様にお伝えしている）
・店舗入り口で顧客を認識し、デジタルサイネージを介した販促実施や売り場への誘導実現
・電子レシート・電子家計簿の実現
・スマホ決済

③オンライン注文対応と受け取り多様化の実現案の策定と実行計画
ECを構築するのではなく、オンライン注文への対応と商品受け取りの多様化対応を検討している
以下は、現在実現したいこと
・提供済のアプリにお買いモノリスト機能を追加し、お買い物リスト上で購入したい商品はオンラインでの注文を実現する
（EC自体を構築するわけではなく、お買い得情報を提供し、その中から気になるものをお買い物リストに入れて、購入を県積談したらオンライン注文につなげる仕組みを検討）
・アプリを介した注文時には支払い方法および受け取り方法の選択ができるようにしたい
・注文を受けて、店舗側で商品をピックアップし、受け取り準備が完了したことをお客様に通知する
・お客様は店舗受け取り、ロッカー受け取り、移動販売車での受取を選べるようにする。（移動販売自体の実証実験は来年4月より本社周辺で実施する予定）
・訪問調剤を実施しているので、その際に訪問者がご注文をお聞きしオンライン発注することを実現したい。

④店舗パフォーマンスを評価する共通ダッシュボードイメージの具体化と実現案の策定支援
共通の物差しで店舗のパフォーマンスを評価する仕組みが無く、店舗パフォーマンスを評価し、店舗へのご支援に繋がるダッシュボードを構築したいと考えているため
その実現イメージの具体化検討を支援する。　現時点では、粗いイメージがあるのみで、ダッシュボート上に下記情報を載せたいと考えている
・店舗の概要
・店舗顧客をロイヤルティーステージ別の構成比で可視化
・店舗別の商圏の特性（国勢調査データの活用を検討）
・競争・競合店の分布状況
・チラシ配布エリア　など

⑤メーカーからの協賛による効果の可視化とメーカーへのレポーティング検討
メーカーからの協賛を受けて実施した施策（プロモーション）の効果の可視化とメーカーへのレポーティング内容の整理を支援
以下は、今後もメーカーからの協賛を受けるために提供したい情報
・新商品開発に寄与する有用な情報の提供
・顧客育成計画に寄与する有用な情報の提供