新人コンサルが最初に覚えるべき用語30選|カタカナ語・略語を徹底解説

更新日:2025.12.09

「来週からアサインされるプロジェクトでは、MECEに分析してデリバラブルを作成してください。マイルストーンを確認して、FYIで共有しておきますね」

コンサルティングファームに入社して初めての打ち合わせで、こんな会話を聞いて「何を言っているのか全くわからない…」と焦った経験はありませんか?

コンサルティング業界は、横文字(カタカナ語)や略語が非常に多い業界です。これは外資系企業が多いこと、国際的なビジネス慣習、そして効率性を重視する文化が背景にあります。

この記事では、コンサルティングファーム新卒入社1-2年目の方が、初めての打ち合わせで困らないように、最初に覚えるべき用語30選を厳選して解説します。

各用語を「意味」「使用例」「注意点」の3つのポイントで簡潔に説明していますので、ブックマークして辞書代わりに活用してください。

目次

なぜコンサル業界は横文字が多いのか

理由1:外資系企業が多い

マッキンゼー、BCG、ベイン、アクセンチュアなど、グローバルで展開するコンサルティングファームが多く、英語由来の用語が自然と浸透しています。

理由2:効率性の重視

長い日本語を使うより、短い横文字で端的に伝えた方が効率的な場合があります。

例:

  • 「相互に排他的で完全に網羅的」→「MECE(ミーシー)」
  • 「プロジェクトマネジメントオフィス」→「PMO(ピーエムオー)」

理由3:専門性の強調

専門用語を使うことで、プロフェッショナルとしての専門性を示す側面もあります。

理由4:グローバル標準

国際的なビジネスシーンで通用する共通言語として、英語由来の用語が使われています。

【超頻出】絶対に覚えるべき基本用語10選

まずは、どんな場面でも頻繁に使われる最重要用語10個を押さえましょう。

1. MECE(ミーシー)

意味「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の略。「モレなく、ダブりなく」という意味。
使用例「この分析、MECEになってないよね。顧客セグメントに重複がある」
注意点ロジカルシンキングの基本概念。完璧なMECEを求めすぎず、実務レベルで問題ない程度を目指す。

2. アサイン(Assign)

意味割り当てる、配属する。プロジェクトに人材を配置すること。
使用例「来月から大手メーカーのDXプロジェクトにアサインされます」
注意点コンサルのキャリアはアサイン次第。希望を明確に伝えることが重要。

3. アジェンダ(Agenda)

意味議題、予定表。会議で話し合うべき項目のリスト。
使用例「明日のミーティングのアジェンダを共有します」
注意点会議前にアジェンダを準備・共有するのが基本マナー。

4. イシュー(Issue)

意味課題、問題。特に「本質的な課題」を指すことが多い。
使用例「このプロジェクトの真のイシューは何か?」
注意点単なる「問題」ではなく、「解くべき本質的な課題」というニュアンス。

5. デリバラブル(Deliverable)

意味提供物、成果物。プロジェクトで作成・提出する資料や報告書。
使用例「今週のデリバラブルは戦略提案書です」
注意点期限と品質が明確に定義される。遅延は厳禁。

6. マイルストーン(Milestone)

意味節目、中間目標。プロジェクトの重要な通過点。
使用例「第一フェーズのマイルストーンは来月末です」
注意点プロジェクト全体を管理する上での重要なチェックポイント。

7. ステークホルダー(Stakeholder)

意味利害関係者。プロジェクトに関わる全ての関係者。
使用例「ステークホルダーへのヒアリングを実施します」
注意点クライアント、経営層、現場担当者など、幅広い関係者を指す。

8. FYI(For Your Information)

意味「ご参考まで」という意味の略語。情報共有時に使う。
使用例「FYIで議事録を共有します」
注意点「返信不要」「参考程度に見てください」というニュアンス。

9. ASAP(As Soon As Possible)

意味「できるだけ早く」という意味の略語。
使用例「この資料、ASAPで仕上げてください」
注意点緊急性が高い。具体的な期限も確認すべき。

10. リソース(Resource)

意味資源。特に人的資源(コンサルタント)を指すことが多い。
使用例「このプロジェクトには3名のリソースが必要です」
注意点「人」を資源として扱う表現。ドライに聞こえるが業界用語として定着。

【会議で使う】打ち合わせ関連用語10選

会議やミーティングで頻繁に使われる用語をまとめました。

11. キックオフ(Kickoff)

意味プロジェクトの開始。最初の会議。
使用例「来週月曜日にキックオフミーティングを開催します」
注意点プロジェクトメンバー全員が集まり、目標や役割を確認する重要な会議。

12. ラップアップ(Wrap-up)

意味まとめ、締めくくり。会議や議論の最後にまとめること。
使用例「では、今日の議論をラップアップしましょう」
注意点決定事項とネクストアクションを明確にする。

13. ネクストアクション(Next Action)

意味次にやるべきこと。会議後の具体的な行動。
使用例「ネクストアクションは、来週までに資料を準備することです」
注意点必ず「誰が」「いつまでに」「何を」を明確にする。

14. ペンディング(Pending)

意味保留、先送り。決定や判断を一時的に保留すること。
使用例「この件は一旦ペンディングにして、追加情報を集めましょう」
注意点無期限の先送りではなく、期限を設定することが重要。

15. エスカレーション(Escalation)

意味上位者への報告・相談。問題を上司や経営層に上げること。
使用例「この問題は私では判断できないので、マネージャーにエスカレーションします」
注意点適切なタイミングでエスカレーションすることが重要。抱え込まない。

16. アライン(Align)

意味認識を合わせる、整合させる。
使用例「クライアントとの認識をアラインしておきましょう」
注意点「alignment(アラインメント)」として名詞でも使われる。

17. コミット(Commit)

意味約束する、責任を持つ。確実に実行することを宣言する。
使用例「この納期にコミットします」
注意点単なる約束ではなく、強い責任を伴う約束。

18. サマる(Summary)

意味要約する。Summary(サマリー)から派生したコンサル業界のスラング。
使用例「この資料、1ページにサマっておいて」
注意点カジュアルな表現。クライアントの前では使わない。

19. ファシリテート(Facilitate)

意味会議やワークショップの進行役を務める。議論を促進する。
使用例「明日のワークショップは私がファシリテートします」
注意点単なる司会ではなく、参加者から意見を引き出す役割。

20. ブレスト(Brainstorm)

意味ブレインストーミング。自由にアイデアを出し合う手法。
使用例「まずはブレストで案を洗い出しましょう」
注意点批判禁止、質より量、自由奔放が原則。

【プロジェクト管理】実務で使う用語10選

実際のプロジェクト運営で頻繁に使われる用語です。

21. PMO(Project Management Office)

意味プロジェクトマネジメントオフィス。プロジェクトの管理・支援を行う組織または役割。
使用例「このプロジェクトではPMOとして参画します」
注意点コンサルポータルでも特に案件が多い人気領域。

22. WBS(Work Breakdown Structure)

意味作業分解構成図。プロジェクト全体を細かいタスクに分解したもの。
使用例「WBSを作成して、タスクを可視化しましょう」
注意点プロジェクト管理の基本ツール。

23. スコープ(Scope)

意味範囲、対象範囲。プロジェクトで取り組む領域や内容。
使用例「この作業はスコープ外なので、別途見積もりが必要です」
注意点スコープを明確にしないと、プロジェクトが迷走する。

24. バッファ(Buffer)

意味余裕、予備。スケジュールや予算の余裕期間。
使用例「念のため2週間のバッファを確保しています」
注意点リスク管理の一環として設定する。

25. クリティカルパス(Critical Path)

意味重要経路。プロジェクトで最も時間がかかる作業の連鎖。
使用例「クリティカルパスを短縮しないと、納期に間に合わない」
注意点プロジェクト全体の期間を決定する最長経路。

26. タスクフォース(Task Force)

意味特別チーム。特定の課題解決のために編成される一時的なチーム。
使用例「緊急対応のため、タスクフォースを立ち上げます」
注意点期間限定、目的明確なチーム編成。

27. ケイパビリティ(Capability)

意味能力、強み。組織や個人が持つ独自の能力。
使用例「当社のケイパビリティを活かした提案を作成しましょう」
注意点コアコンピタンスと似ているが、より広義の能力を指す。

28. KPI(Key Performance Indicator)

意味重要業績評価指標。目標達成度を測る具体的な数値指標。
使用例「プロジェクトのKPIは顧客満足度90%以上です」
注意点測定可能で、具体的な数値目標を設定する。

29. フレームワーク(Framework)

意味枠組み、分析手法。問題解決のための定型的な考え方。
使用例「3C分析のフレームワークを使って市場を分析します」
注意点SWOT、3C、4Pなど、様々なフレームワークがある。

30. ロジックツリー(Logic Tree)

意味論理の木。問題や課題を木の枝のように分解して整理する図。
使用例「ロジックツリーで原因を分析しましょう」
注意点MECEを意識して分解することが重要。

シーン別の使い方とコツ

【シーン1】初めてのプロジェクトミーティング

上司:「来週のキックオフまでに、ステークホルダーのリストとアジェンダを準備して。FYIで前回のデリバラブルも共有しておくね」

解説

  • キックオフ:プロジェクト開始の会議
  • ステークホルダー:関係者
  • アジェンダ:議題
  • FYI:参考までに
  • デリバラブル:成果物

【シーン2】進捗報告

マネージャー:「今のスコープだとバッファが足りないね。クリティカルパスを見直して、ASAPで再スケジュールを提案して」

解説

  • スコープ:プロジェクトの範囲
  • バッファ:余裕期間
  • クリティカルパス:最長作業経路
  • ASAP:できるだけ早く

【シーン3】チーム内の議論

同僚A:「この分析、MECEになってる?イシューが明確じゃないよね」

同僚B:「じゃあブレストして、ロジックツリーで整理しよう」

解説

  • MECE:モレなくダブりなく
  • イシュー:本質的な課題
  • ブレスト:ブレインストーミング
  • ロジックツリー:論理的に分解する図

【シーン4】クライアントへの提案

あなた:「今回の提案では、貴社のケイパビリティを最大限活かせるフレームワークを用意しました。KPIはこちらの3つです」

解説

  • ケイパビリティ:組織の強み・能力
  • フレームワーク:分析・問題解決の枠組み
  • KPI:重要業績評価指標

まとめ:効率的な覚え方

コツ1:頻度の高い順に覚える

すべてを一度に覚える必要はありません。今回紹介した30語を、使用頻度の高い順に段階的に覚えていきましょう

優先順位

  1. 【超頻出】基本用語10選 → まずこれだけは確実に
  2. 【会議で使う】用語10選 → 日々の打ち合わせで必要
  3. 【プロジェクト管理】用語10選 → 実務に慣れてから

コツ2:実際に使ってみる

読むだけでなく、実際の会議やメールで使ってみることが最も効果的です。

最初は少し違和感があっても、使っているうちに自然と身につきます。

コツ3:辞書代わりにブックマーク

この記事をブックマークして、わからない用語が出てきたら、すぐに確認できるようにしておきましょう。

コツ4:先輩に質問する

わからない用語があったら、遠慮せずに先輩に質問しましょう。

「この用語、初めて聞いたのですが、どういう意味ですか?」と素直に聞く姿勢が大切です。

コツ5:クライアントの前では日本語も併用

社内では横文字を使っても、クライアントの前では日本語も併用して、わかりやすく説明することを心がけましょう。

【用語早見表】五十音順

五十音順に並べた早見表です。辞書代わりにご活用ください。

用語意味
アジェンダ議題、予定表
アサイン割り当てる、配属する
アライン認識を合わせる
ASAP(アサップ)できるだけ早く
イシュー本質的な課題
エスカレーション上位者への報告
FYIご参考まで
KPI重要業績評価指標
ケイパビリティ組織の能力・強み
キックオフプロジェクト開始
クリティカルパス最長作業経路
コミット約束する、責任を持つ
サマる要約する(スラング)
スコーププロジェクトの範囲
ステークホルダー利害関係者
タスクフォース特別チーム
デリバラブル成果物、提供物
ネクストアクション次にやるべきこと
バッファ余裕期間
ファシリテート会議の進行役を務める
フレームワーク分析・問題解決の枠組み
ブレストアイデア出しの手法
ペンディング保留、先送り
PMOプロジェクト管理組織
マイルストーン重要な節目
MECE(ミーシー)モレなくダブりなく
ラップアップまとめ、締めくくり
リソース資源(特に人的資源)
ロジックツリー論理を木構造で整理
WBS作業分解構成図

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