レバレジーズが本格参入、実行特化型コンサル市場に新勢力
レバレジーズ、コンサル専業会社を新設
レバレジーズが、コンサルティング業界に本格的な一手を投じた。
2026年2月、同社は「レバレジーズ・コンサルティング・グループ株式会社」を設立し、コンサル専業体制を明確に打ち出した。
人材・IT領域で急成長を遂げてきたレバレジーズだが、今回の動きは単なる事業拡張ではない。
“コンサルを主戦場の一つとして取りに行く”という明確な意思表示と見るべきだろう。
DX構想止まりから「実装・成果」へ舵を切る業界潮流
近年、DXは多くの企業にとって「やらない理由がない」テーマになった一方で、
現場では構想策定やPoC止まりに終わるケースが後を絶たない。
戦略は描いた。
資料も揃った。
だが、実装されず、定着せず、成果も出ない。
こうした状況に対し、コンサル業界全体が「次の役割」を模索している中で、
レバレジーズは最初から“成果創出までを含めた支援”を前提にしたモデルを提示してきた。
コンサル×エンジニア100名体制が示す本気度
新会社は、立ち上げ時点でコンサルタントとエンジニアを合わせて約100名体制。
さらに3年以内に600名超へ拡大する計画を掲げている。
注目すべきは人数の多さではない。
コンサルとエンジニアを分けない組織設計そのものだ。
戦略を描く人と、実装する人が別会社・別契約という従来型モデルではなく、
同じ組織の中で一体となってプロジェクトを進める。
この設計思想自体が、「構想止まり」を繰り返してきた業界へのアンチテーゼと言える。
人材プラットフォーム企業が描く次世代コンサル像
レバレジーズの強みは、コンサルノウハウだけではない。
エンジニアを中心とした大規模な人材基盤を、自社グループ内で保有している点にある。
多くのコンサルファームが「人が足りない」「実装フェーズは外注」と悩む中、
人材供給力そのものを武器にできる企業は限られている。
人材会社発のコンサルファームだからこそ、
戦略・実装・組織変革を切り分けずに提供するモデルが成立する。
これは、業界構造を内側から変える可能性を秘めている。
総合系コンサルとの競争軸はどこに向かうのか
今回の参入は、総合系コンサルに対する正面衝突というより、
競争軸のズラしに近い。
ブランド力や上流戦略ではなく、
「どこまで現場に入り、成果に責任を持てるのか」。
今後のコンサル業界では、
“語れるか”よりも“やり切れるか”が問われる場面が確実に増えていく。
レバレジーズの新会社設立は、
コンサルティング業界が次のフェーズへ移行しつつあることを示す象徴的な動きと言えるだろう。
サービス概要
デジタル・IT領域における複雑な課題解決を、戦略立案から実行まで一貫して支援します。企業の事業フェーズや組織体制に合わせ、顧問としての助言から現場での開発支援まで、最適な支援形態で変革を推進します。



