PwC、Workdayアプリ開発を日本展開 HRデータ活用を強化
PwCコンサルティング、「Built on Workday」アプリの日本展開を開始
PwCコンサルティング合同会社は2026年3月、クラウドERPベンダーのWorkdayが提供するアプリ開発プログラム「Built on Workday」を活用したアプリケーションの日本展開を開始したと発表した。
同社は日本国内における同プログラムのサービスパートナーとして、Workdayプラットフォーム上で動作する業務アプリケーションの開発・提供を進める。
これにより、Workday導入支援だけでなく、アプリケーション開発や運用までを含めた包括的な支援体制を構築する。
Workday上で業務アプリを開発する新たなエコシステム
「Built on Workday」は、Workdayのクラウドプラットフォーム上でパートナー企業が独自のアプリケーションを開発できるプログラムだ。
人事や財務などの基幹データとネイティブに連携できることが特徴で、開発されたアプリケーションはWorkdayのマーケットプレイスなどを通じて提供される。
PwCコンサルティングは、
- Workday導入支援
- システム運用
- Built on Workdayアプリ開発
- データ活用支援
を一体で提供する体制を整備する。
これにより、企業は基幹システムの導入から高度なデータ活用までを単一パートナーで推進できるようになる。
HR評価データ統合など日本企業向けアプリを開発
今回の取り組みでは、まず人材評価・フィードバックデータの統合を目的としたアプリケーションの開発を進める。
日本企業では、
- 部門ごとに異なる評価制度
- 分散した人材データ
- 人材情報の可視化不足
といった課題が存在する。
PwCはWorkday上でこれらのデータを統合し、フィードバック情報の可視化や人材育成に活用できるアプリケーションを提供する予定だ。
これにより、企業はタレントマネジメントの高度化や人材データ活用を推進できるようになる。
コンサルから「アプリビジネス」へ、PwCの新戦略
今回の取り組みは、コンサルティングファームのビジネスモデルの変化を示す動きともいえる。
従来、ERPやHRシステムの導入支援はプロジェクト型のビジネスが中心だった。しかし近年は、プラットフォーム上で動作するアプリケーションを開発し、継続的に提供するモデルが拡大している。
PwCはWorkdayエコシステムの中で独自アプリを展開することで、
- 日本企業特有の人事制度への対応
- HRデータ活用の高度化
- IT運用コストの最適化
といった価値提供を目指す。
コンサルティングファームがソフトウェアやアプリケーションを開発し、継続的な価値提供を行うモデルは、今後の業界トレンドとしてさらに拡大する可能性がある。
PwCコンサルティング合同会社について
PwCコンサルティング合同会社は、経営戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。PwCグローバルネットワークと連携しながら、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、グローバル市場で競争力を高めることを支援します。



