単価交渉で損する人が必ず言っている、NGワード3選
更新日:2026.04.22
フリーランスコンサルとして実力があるのに、単価が上がらない。交渉しても通らない。
その原因の多くは、交渉の「内容」ではなく、「言い方」にある。
何気なく使っているその一言が、相手の「この人に払う理由」を消している。今日はその実態を解説する。
NGワード① 「頑張っているので、上げてほしいんです」
これは最も多く、最も効かない交渉だ。
クライアントが単価を払うのは「頑張り」に対してではなく、「成果」に対してだ。どれだけ努力しても、それが相手のビジネスに何をもたらしたかが数字で示せなければ、単価交渉の材料にならない。
言い換えのフレーズ:
| NG | OK |
|---|---|
| 「頑張っているので上げてほしい」 | 「前フェーズで納期を2ヶ月前倒しし、追加コストを〇〇万円削減しました。次フェーズの単価を〇〇万円に調整いただきたいです」 |
成果を「数字と構造」で語ることが、唯一の交渉材料だ。
NGワード② 「他の案件と比べると安いんで…」
他社の単価を交渉カードとして使う手法は、使い方を誤ると逆効果になる。
「他が高い」という話は、クライアントにとって「じゃあそっちへ行けばいい」という結論に直結する。関係性が浅い段階でこのカードを出すと、離脱の口実を与えるだけだ。
このフレーズが唯一有効なのは、「すでに信頼関係があり、次の契約更新タイミング」に限られる。それ以外の場面では封印していい。
代わりに使うフレーズ:
「市場相場の調査をしたところ、同領域の類似スキルを持つフリーランスの単価は月〇〇〜〇〇万円が中心でした。現在の私の貢献度を踏まえ、〇〇万円への調整をご検討いただけますか」
相場は「比較」ではなく「根拠」として使う。これが正しい使い方だ。
NGワード③ 「単価アップがなければ、続けるのは難しいです」
最もリスクが高いNGワードだ。
交渉において「脅し」と受け取られる発言は、たとえ本音であっても、クライアントとの信頼関係を一瞬で壊す。特に、プロジェクトの途中でこのフレーズを出すと、「このコンサルはリスクだ」という判断をされ、契約終了の口実になりうる。
このフレーズを使いたくなる状況は、単価の話をするタイミングが遅すぎた証拠だ。
単価交渉の正しいタイミング:
- 契約更新の1〜2ヶ月前(最も効果的)
- 案件参画前の条件交渉時
- 業務スコープが明確に拡大したとき
「いつ言うか」が「何を言うか」より重要だ。
単価が上がる人の交渉の共通点
単価交渉で成功するコンサルは、「お願い」をしていない。「価値の再定義と合意」をしている。
| 単価が上がらない人 | 単価が上がる人 |
|---|---|
| 努力・年数・継続を理由にする | 成果・貢献・市場相場を根拠にする |
| 契約中に突然切り出す | 更新タイミングの1〜2ヶ月前に準備する |
| 感情・希望を前面に出す | 数字と論理で淡々と話す |
| 「上げてほしい」と要求する | 「この価値にはこの単価が妥当です」と提示する |
参考:levtech.jp(https://creator.levtech.jp/tips/article/36/)/ axc.ne.jp(https://www.axc.ne.jp/media/careertips/freeconsultantnegotiation)/ hipro-job.jp(https://tech.hipro-job.jp/column/716)
まとめ
- 「頑張り」は交渉材料にならない。成果を数字で語れ
- 他社比較は「比較」ではなく「相場の根拠」として使う
- 「続けられない」は最終手段。タイミングを間違えると逆効果
- 単価交渉は「お願い」ではなく「価値の合意」だ
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